BABYBOOTHー赤ちゃんのいる暮らしー

仕事、子育て、家事、雑事。

幸せは「なる」ものではなく「ある」もの

年のはじめに意気込んで今年はブログ書くぞ!って人が大勢いて、そして春ぐらいになって毎日ちゃんと続いている人っていうのは、年始にそういう目標を立ててない人だったりする。仰々しく目標とか、やるぞ!って決めて宣言しても、あれ、そういえばだんだん…

いつの間にか、、桜もちりまして。

春休みもようやく終わりました。今日は学校行って1時間ぐらいで帰ってきたけど。来週からやっと通常営業かーー。と言いつつ、春休みはお母さん(実母)の応援もあって、お仕事も無事に行けました。ここしばらく、現場をスタッフにお任せして後方支援をしてい…

それぞれのペース

私は短気でせっかち。爆発力はあるけど持続力はない。いい面と悪い面なんてほんとに紙一重だと思う。 うえの子はとてもゆっくり。なんでもゆっくりだ。だけども、それでいいじゃない。彼のペースで成長すればいいじゃない。ようやくそう思えた。これまで何を…

月曜日のちょっとだけホッとできる時間。

気が付けば毎週、週明けにブログを書くようになっている。決めたわけではなく自然と。土日は、私にとってお休みってあってお休みでない。子供はいつだって、「ママ、見て!」って言う。 PCなんかは触れないし、スマホも見ないで!って言われてしまう。ママと…

1案件につき500回繰り返す

ジムキャリーの「イエスマン」という映画を昔見た。昨日の夜、突然思い出して、「すべてにイエスっていったらどうなるんだろう」とちょっと考えてみた。なんでかって、もうそりゃ毎日子供たちにダメ出しばっかりしてるなあと思ったから。全肯定でなんでもイ…

おとうさんのコート

私の父は2000年の大晦日の夜に、新世紀の幕開けを待たずに息を引き取った。あれから18年。父か着ていたコートをずっと持っている。晩年(と言うには若すぎるけど)ずっと着ていたから、多分もう25年ぐらい昔のコートになるんじゃないだろうか。結婚する時に…

不安の正体ってなんだろう

この間、イベントに行ってきた。仕事と子育ての両立を考える、というようなテーマだったので、さてどんな話が聞けるのかな?と。ちょっと私は対象年齢から外れていたのか、産前産後の話に集中していたので「ああ、そうだったよね。でも私そこはもう過ぎちゃ…

時間にルーズな人が嫌いだったあのころ

時間を守れない人が嫌いだった。嫌いというよりも、約束しているのになんで時間通りにできないのかが分からなかった。が、それも今は昔。子供ができて、たとえばコンサートだとかイベントだとかに出かけようとする。時間通りに出れたためしがない。そして、…

外食恐怖症だったあのころ

家族そろっての外食って楽しいですよね。でも、子供が生まれてからというもの外食ができない期間が結構長くあった。まず、赤ちゃん期。お店に入ろうとすると「すいません、うち子供お断りです」と言われることがあった。これにまず衝撃を受けた。まさかの入…

年のはじめに考えてみたこと。

あけましておめでとうございます。と、松の内の間に。あれ、松の内って関東では7日のことなのかな?今日から小学校が始まり、ようやく日常が戻ってきた。長かった。本当に冬休み長い。周りのママたちも軒並み体調を崩しましたと、挨拶代わりに言ってます。…

過ぎ去った時間は愛おしく。

私の家のお隣には6カ月の赤ちゃんがいる。もう、赤ちゃんってかわいくってかわいくって、みんなで奪い合うように抱っこする。ママは「離乳食がなかなか進まない」とか「ここらの保育園事情がわからない」とか、先輩ママが通り過ぎてきた悩みの数々を質問して…

子供はみんなで育てよう、という理想論

この間ご近所さんと忘年会をした。6カ月、2歳、4歳、6歳、7歳の子供たちが絶えずワーワーいいながら、大人たちはお酒を飲みつつ掘りごたつにはいりながら鍋をつついた。 そして、「うん、子供はみんなで育てよう」みたいな話になった。 ご近所なので(両隣と…

ただ、話を聞いてあげる。それも、全くの他人であることが重要。

BABYBOOTHでは、妊娠中に予約を入れてくれる人と、出産後に連絡をくれる人の割合は、6対4ぐらいで、前者のほうが多い。 生まれてから連絡してくれる人の多くは、前からチェックしてたけどどうしようか迷ってるうちに出産して、もう新生児期すぎちゃうし、や…

「あなたのために」という呪縛をかけてはいけないし、かかってもいけない

ちょっとでも軸足を仕事に向けようとすると、こどもが熱を出す。ワーママあるあるですが、ほんとにブログ一つすんなり書かせてくれない・・・ さて、子育てはみんなでしたほうがいい、と言うのは本当にそう思う。だけど、一番大事なのは自分のやり方や考えを…

来年の抱負を、今年のうちに。

気が付いたら、前の投稿から1年も経っていた。 この一年、色んなことがあって、毎日毎日色んなことを思うのだけれど、それをそのまま書いていいものかどうなのか、悩んでいるうちに筆がどんどんと重くなり、とうとう書けなくなってしまった。 タイトルに「BA…

憧れのオーブン

私の実家には、大きなガスオーブンがある。多分、今ので3代目ぐらいなのだけど、初代オーブンは結婚5年目ぐらいに母親が手に入れたものだ。 私の母は、料理が好きで、特にお菓子を作るのが大好きだった。そして、そのお菓子は本当にどれも美味しい。 小学…

雪の日に、窓の外を眺めながら

東京で11月に雪がふるのは54年ぶりらしい。 朝、子どもたちを保育園に送っていくのに、いつもの5倍ぐらい時間がかかった。庭に降り積もる雪を、台所の小さな窓から眺めながら、今日はシチューにしようと朝から下ごしらえをする。 冷蔵庫にかぼちゃがあったの…

初めての一軒家

なんで新しい家になかなかなじめなかったか。理由はたぶんこれ。今度の家が一軒家だから。振り返ってみると、これまで実家を含めずーっとマンション暮らし。一軒家に住んだ経験がない。 一軒家って、独立してるんだぜ。家の周りぐるっと一周しても全部自分の…

無為に過ごした10日間

毎日暮らす家がどんなものがいいのかは、何を大切にしてどんな生活がしたいのかを考えることなんだと思う。私は一体どんな暮らしがしたいのだろうか。それは「毎日を変えてみる」ことで見えてくるのかもしれない。 今回の引っ越しで、私は同じ場所にずっとい…

引っ越ししました。その2

去年の9月、近所で行われた家族向けのイベントに遊びに行ったときに、ワンコインタロット占いのコーナーを見つけた。 「次の場所を探す」というのが、そのころ常に付きまとう命題だったため、占い師さんにも「引っ越し先を探してるんですよー」と言って占っ…

引っ越しをしました。

引っ越しをした。新しい町の、新しい家で、新しい生活が始まった。ここでどんな毎日が繰り広げられるのだろうか。それはまだまだこれからの話。 さて、今回の引っ越しについて少し振り返りつつ、時々で思ったことなんかを残していけたらなと思ってます。 私…

なんとなく避けているものの正体を確かめてみる

なんとなく、苦手だなあ。 そういうのって色々あります。でもこの「なんとなく」が曲者なのではないかと、思うのです。「好き」の反対は「嫌い」というのは実は正しくなくて、「好き」の反対は「無関心」なのだと思うのです。何かを「嫌い」って思ってしまう…

意味をもとめすぎると良くないということ

今日の朝日新聞の折々のことばに、「人生に意味や理由を求めすぎると幸福より不幸に近づく」という宗教学者の言葉が載っていた。 なんと、深い。 往々にして、求め過ぎるから、「足りない」となるわけであって、理想があることはいいことなのだけれで、追い…

好きなことを仕事にしていいものか

どんな仕事を選ぼうと、どういう基準で選ぼうと、それは人それぞれの考え方があるので、全然他人がとやかくいう筋合いは無い。 なので、これは私の個人的なはなしです。 私は、仕事って一日の大半の部分(少なくとも3分の1程度)を占めるものだから、どうせ…

地方と都市部で受けられるサービスが違うというのは解決できないか

昨日のブログ、結構遠くまで撮影に行った話を書いた。 実は先日、とある会で知りあった方がいて、ちょっとそのことを考えながら書いていた。 その方は、地方の町役場の方で、私がBABYBOOTHについてのプレゼンをしたあとで声を掛けてくれた。そこで、今自分た…

けっこう遠くまで撮影に行ったときの話

BABYBOOTHは、訪問型サービスです。いつも軽自動車の後部座席パンパンに荷物を積んで出かける。たいてい、その量に驚かれる。もしかしたら、これもあれも使うかも、と増えているわけではなく、毎回わりと全部使っている。 私は基本的に呼んでもらえたらどこ…

大阪の元気な大家族の家に行った時の話

昨日訪問に行ったおうちのお話。 大阪の南の方に行くと、町の様子もちょっとコテコテとしてくる。車も心なしかスピードが速い。この狭い道をそのスピードで行くのか、トラックよ。 BABYBOOTHで訪問にいくおうちの半分ぐらいは実家だ。退院後里帰りをする人が…

産みの苦しみ育ての苦労(だからこその喜び)

子供たちが通っている保育園には、いかにもこの道ウン十年という園長先生がいる。(今年息子に園長を譲ったけど、今でも毎日園に通っている) しっかりとした理念を持って、園を運営しているので、私は安心して子供たちを預けられている。 そんな園長先生は…

はじまりの話2

赤ちゃんの体重が増えていない。 この言葉の破壊力を知る人はどれぐらいいるだろうか。多分、出産経験者は、わかってくれるんだと思う。実際、この話をママ達にすると、「あーわかるわかる。私の場合はね・・・・」とそこから色んな産後あるある話が繰り広げ…

はじまりの話

BABYBOOTHがどうやってできたのか。寄り道だらけの話を書いてみます。 私は、高校生の頃になんとなくカメラマンっていいなあーと思い始め、大学を卒業するときには、「これで食べていく!」と決めた。そして、アシスタントとかフリーランスとかを経つつ、今…