BABYBOOTHー赤ちゃんのいる暮らしー

仕事、子育て、家事、雑事。

不安の正体ってなんだろう

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この間、イベントに行ってきた。仕事と子育ての両立を考える、というようなテーマだったので、さてどんな話が聞けるのかな?と。

ちょっと私は対象年齢から外れていたのか、産前産後の話に集中していたので「ああ、そうだったよね。でも私そこはもう過ぎちゃったんだよね」と思いながら聞いていた。

ただ、話を聞いてる中で思ったのが「不安」ということについて。
育休を取った男性からも、産前産後の女性からも「不安」という言葉がよく出てきていた。
そもそも不安ってなんだろうとふと考えてみた。

今現在の私といえばもう、ありとあらゆることが不安である。
子供のこと、家のこと、お金のこと、仕事のこと、不安オバケがそこここにいて、蹴散らしても後から後から湧いてくる。
逆に不安じゃなかった頃っていつ?と思い返すと、いろんなものに守られていた頃、っていう答えになった。

大人になって、自立して、仕事して、子供が誕生して、というようにだんだんと自分自身で選んで関わるものが多く大きくなって来ると、キャリアを積んだ人であれば自分自身のキャリアに、出産した人であれば自分の子供に、すごい責任がかかってくるのですよね。

生まれたての赤ちゃんに対して、かわいいって気持ちよりも「死なせたらどうしよう」という不安のほうが大きくて、呼吸の確認頻繁にしているという話は共感できるひとも多いんじゃないかと思う。

そう、不安の正体って「失ったらどうしよう」みたいなところなんじゃないかなあ、って思った。

人生100年時代のこの世で、まだ折り返し地点にも立っていない何も持たない若造が何をいっておるんだ、と先輩たちから言われそうです。
失う恐怖よりも、たくさんのものを得る喜びのほうがずっと大きいといいだけなのですよね