BABYBOOTHー赤ちゃんのいる暮らしー

仕事、子育て、家事、雑事。

引っ越しをしました。

引っ越しをした。
新しい町の、新しい家で、新しい生活が始まった。
ここでどんな毎日が繰り広げられるのだろうか。それはまだまだこれからの話。

 

さて、今回の引っ越しについて少し振り返りつつ、時々で思ったことなんかを残していけたらなと思ってます。

私たち夫婦は、結婚当初、東京の吉祥寺に住んでいた。
最初東京に行ってしまう旦那さん(当時は彼)に「大阪で(正確には兵庫県だけど)生まれた女やから東京へはいかん!」とか言ってた私も、結婚となればついていかざるを得ない。
彼が一人暮らしをしていた荻窪ワンルームから、2人で暮らすための部屋を探していたところ、吉祥寺の築浅な1DKを見つけた。
引っ越してきた当初、関西に帰りたい―とぶつくさ言っていたのだが、言っても仕方がないということにも薄々気づきだし、腹をくくってこの地を楽しもうと思うようになった辺りから、俄然楽しくなった。
それには、吉祥寺という町の魅力もあった。
新婚時代に住んだ町という思い入れもあるが、本当にいいところだった。

その後、子供がうまれ、1DKでは手狭だし別の部屋を探さなきゃね、と言っていた矢先に東日本の地震が起こった。
私は生まれたての長男を連れて、関西の実家に帰り、事態の収束をまった。

が、一向に収束しない。

そして、私は旦那さんにこういった。「もう東京へは帰らない」と。

それから紆余曲折あったものの、地震から1年半の時を要し関西の私の実家の近くに家族そろって暮らせる居を構えた。
その後、会社を立ち上げたり、2人目が生まれたりしたが、私としては、どうしてもその家が「緊急的に非難してきた場所」という感覚があった。もともと定期借家だったこともあり、「次」を探すリミットは5年だと思っていた。

 

そんな期限を残り2年残した去年の秋、ちょっとした出来事があった。

(つづく)