なんとなく避けているものの正体を確かめてみる
なんとなく、苦手だなあ。
そういうのって色々あります。
でもこの「なんとなく」が曲者なのではないかと、思うのです。
「好き」の反対は「嫌い」というのは実は正しくなくて、
「好き」の反対は「無関心」なのだと思うのです。
何かを「嫌い」って思ってしまうのって、よっぽどその物事について詳しく知らないとそう思えないから。
だから好きと嫌いは結構隣り合っていて、かわいさ余って憎さ100倍なんて、まさにその最たるものだよなあと思う。
で、隣り合った好きと嫌いの両サイドにひろーーい「無関心」ゾーンが存在するんだよなあと思う。
そもそも知らないということは、好きも嫌いもないし、知っていてもそこまで関心を払うことがないものってたくさんある。
で、広大な無関心ゾーンにもグレースケールが存在して、「全然知らない」から「知ってるけど深く考えたことがない」というものまで数多ある。
なんとなく好き、なんとなく嫌いもその無関心ゾーンの範疇に入っている。
そして、私はいまその「なんとなく嫌い」の正体を確かめるべく、そのゾーンに自らを放り込んでみようと思っている。
なんとなくで避けているけど、良く知りもしないだけで実は自分にとってめっちゃ大事だった、っていうことがたくさんあると思う。
それに、よく知りもしないのに「なんとなく」で判断するのは良くない。
さてさて、いったいどんな新しい「好き」が発見できるかな。