BABYBOOTHー赤ちゃんのいる暮らしー

仕事、子育て、家事、雑事。

「あなたのために」という呪縛をかけてはいけないし、かかってもいけない

ちょっとでも軸足を仕事に向けようとすると、こどもが熱を出す。ワーママあるあるですが、ほんとにブログ一つすんなり書かせてくれない・・・

 

さて、子育てはみんなでしたほうがいい、と言うのは本当にそう思う。だけど、一番大事なのは自分のやり方や考えを尊重してもらえる環境かどうかということだと思う。

BABYBOOTHで訪問に行く際、里帰り中の実家に行くことも多い。産後旦那さんが休みをとって夫婦2人でお世話をするというのも理想的だけれど、やっぱり育児経験のある人に手伝ってもらえるのはありがたい。
ただ、そこで問題が起きることも少なくない気がする。ケア中にこっそりと「母親とうまくいっていない」と話してくれる人もいるし、ママよりもおばあちゃんのほうが熱心に育児相談をしてくる場合なんかもある。

育児から教育をする段階になってまで口をだしてくると、もう本当にトラブルが起きてくる。
親に限らず、当人以外の人の発する「あなたのためにアドバイスしているのよ」「もっとこうすればあなたが楽になるから(手伝ってあげているのよ)」等々の言葉は、相手を縛るだけだと思ったほうがいい。
私自身、子どもたちにそういう言葉を発していないだろうか。色んな場面でほとんど無意識に「あなたのために」は発せられる気がする。

自分の思った通りに行動した結果、失敗したり間違っていたりすることもあるが、自分自身が納得して選んだという前提があるので、責任も自分ですんなりと負うことができる。でも、人の意見に左右されて決めた場合、失敗の原因を外へと求めることになる。あるいは、振り回されて何を信じていいのかわからなくなりクタクタに疲れてしまう。
自分を信じるということは、簡単そうで難しい。不安だからアドバイスを求めてしまうし、それにすがってしまったりもする。でも自立をしていかない限り、問題は解決していかない。

子どもたちには自分で考えて、自分で答えを見つけれるようになってほしいなと思う。そのためにも、「あなたのために」という呪縛をかけないよう、そっと寄り添う姿勢でいれたらいいなと思う。

 

 

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